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SLC-V

第1回!勉強会 教育編 後編!

皆さんおはようございますこんにちはこんばんは!


このページを開いてくださり、ありがとうございます!!



大変お待たせしました!



勉強会教育編の後編となります!!!!


今回はSLC-Vの貴重な男子メンバー二人が、自分が皆さんにお伝えしたいことをまとめてくださいました!!



長くなってしまいますが、最後まで読んでくださったらうれしくて飛び上がります!!





最初に様々な防災教育活動についてお話します😄😄


分かりやすいように、(1)~(3)に分けてお話していきたいと思います🍀🍀




(1)防災教育に関する国の動き🖋



突然ですが皆さんは東日本大震災後の防災教育について、国はどんなことをやっているかしていますか??




内閣府の「地域における防災教育の実践に関する手引き」には、東日本大震災後では国、市民が防災教育を行っていく必要がある!!ということが書かれています😙


また、防災教育のしくみや、やり方などもまとめられています🙂






(2)学校での防災教育📒



では、学校ではどんな防災教育がされているのでしょうか?????📎




現在の学習指導要領では、授業の中に防災教育を織り交ぜているんです🐷


防災に関する理解、思考力、判断力を高めて、適切な意思決定ができるように、

保健体育、社会科、理科、生活科、総合、安全の保持増進に対する実践的な態度、

望ましい習慣の形成という点では学級活動、学校行事などで防災教育がされています🐧




ここで、学校での防災教育の歴史について紹介しますね!😘



~戦後~ 

社会科で日本の災害環境を教えたり、災害対策の必要性が盛り込まれました🥳


ですがその後、社会科から理科に移行し、

他単元での学習内容が増えたこともあり防災教育は減少してしまいます…😢



~阪神淡路大震災後~

総合的な学習を中心に学校全体での防災教育が行われるようになり、

各教科でも防災の視点を取り入れた学習がされ始めました🤓



~東日本大震災後~

各教科を関連付けて防災教育することが重要視されるようになりました🤗


2018年には高校の地理総合に「持続可能な地域づくりと私たち」「自然環境と防災」などの防災教育が盛り込まれました🤗






(3)家庭、地域社会との連携🤝🤝


防災教育は、家庭内でするのももちろん大切なのですが、

全ての家庭がいざという時に正しい対応ができるようにするためには

地域との連携が不可欠なんです😳


主な連携の例としては次のようなものがあげられています。


・学校での指導を家庭に知らせるなどの連携🤝


・家庭や地域の一員としての自覚を育てる教育🖋


・家族会議、緊急地震速報時の訓練、災害時利用伝言ダイヤルの利用体験、地域の消防署、公民館等による防災に関する講座の参加など家庭での防災への関わりを深める🤝


・被災地の経験談、地域の防災施設の活用🏢






(4)防災に関するゲーム・ワークショップ🎮


地域の団体や公民館などで行われているワークショップを紹介します🤗


~災害図上訓練 DIG~


自分が住む地域の地図を描き、道路を高速や県道、海岸線や避難所の位置、自宅や医療機関、災害時要配慮者のいる建物、津波浸水域、土砂災害警戒区域に様々なしるしを書いていくワークショップ!


このゲームは

・自分たちの住む地域の特性が理解できる

・自分たちの住む地域で起こりうる災害がイメージできる

などの効果があります。😘


~HUG(避難所運営ゲーム)~

HUGは、読み手が様々な避難者の書かれたカードを読み上げ進行役に渡し、

進行役とほかのメンバーは避難所の見取り図の描かれた紙に自由に配置していく

そのあと班ごとに対応に困ったことをまとめて発表するというゲーム!!


このゲームは

・自分たちの住む地域の特性が理解できる

・自分たちの住む地域で起こりうる災害がイメージできる

などの効果があります。😘


~クロスロード~

クロスロードは阪神淡路大震災時の災害のジレンマをカードゲーム化したもの!!


このゲームでは

・災害には正解がなくその時の状況によって判断が異なることを理解できる

・いろいろな立場になって考えることで他者への理解が深まる

などの効果があります😘


発表者:青木



以上が防災教育についてのお話になります!

少し長めでしたが、いかがでしたでしょうか???




今、日本はいつ大きな災害が来てもおかしくない状況だといわれています。😢


この話を聞いて、一人でも多くの人が自分が行っている防災の見直しをしてほしいと思います🙂



さて!続いては、東日本大震災についての本のお話です📔



私は、ある本を読んで「どのようにして東日本大震災について伝えるべきか」について考えてました。😄

その方法は大きく分けて二つあります。✌️



一つ目は、震災について知るきっかけをつくるということです。😊


そのきっかけ作りには、「芋煮などの名物料理をたべてその地域の特色を知ってもらう」、

「津波てんでんこという標語や釜石の奇跡、ハザードマップなど、

防災に関連することについて教える」などといった方法が有効だと私は考えます🤗



二つ目は、被災した生徒に配慮した教育現場を作るということです。📔


全国の学校では、「福島県人はバカだ」とからかったり、

福島県出身の生徒に対して「菌」と呼んだりするいじめが各地で起きています。😢


こういったいじめは、目撃してから厳しく対処するのではなく、未然に防ぐことが重要です👍



そのためには、少数派を排除せず、お互いの違いを認め合うための環境を整えることが重要だと思います😊



最後に、私が教育現場に必要だと思うことについてです🤓


一つ目は、トラウマを植え付けずに東日本大震災を語り継ぐということです🍀


津波の光景や崩れた建物などの写真などを見せた場合、

生徒によってはショックを受けてしまう可能性があるため、

防災に対する意識の変化などについて知ってもらうことで、

ショックを与えずに東日本大震災について教えることができるのではないかと思います🍀


二つ目は、自分と違った性格や境遇を認め合うということです🤝


「自分と違うやつは排除しよう」などといった考え方がいじめにつながってしまうため、

それぞれの違いを否定せず、受け入れていくことが重要だと思います😄



発表者:小澤



以上で教育の勉強会の内容になります🤗🤗


皆さん、いかがでしたでしょうか???



日本は、災害が非常に起きやすい国です。


私たちが日本で暮らすには必ず付き合っていかなければいけない問題です😢


人間は自然にはさすがに逆らえませんからね😓



だからこそ、自分を守るために、大切な人を守るために、

お互いが協力し合っていざという時に備えるべきです😏



他人事に思うのではなく、

自分にも何かできるかもしれない、と

考えるきっかけになってくれたら、とてもうれしいです😍



次回はジェンダー編になります!


お楽しみに…!!!



ここまで読んでくださり、ありがとうございました!😍😍




~参考文献~

内閣府 地域における防災教育に関する手引き

http://www.bousai.go.jp/kyoiku/pdf/h27bousaikyoiku_guidline_jp.pdf(2020年7月4日)


文部科学省 学校防災のための参考資料「生きる力」を育む防災教育の展開http://www.bousai.go.jp/kyoiku/pdf/h27bousaikyoiku_guidline_jp.pdf(2020年7月4日)


かながわの防災教育~子ども防災情報ステーション

DIGhttps://www.bosai-edu-kanagawa311.net/bosaigame-dig/(2020年7月4日)

HUGhttps://www.bosai-edu-kanagawa311.net/bosaigame-hug/(2020年7月4日)

クロスロード(災害対策カードゲーム)https://www.bosai-edu-kanagawa311.net/bosaigame-crossroad/(2020年7月4日)


旬報社『人間と教育』No.90(2016年6月10日発行)

『被災地の今を伝えたいーー福島から九州に転校してきたヒカリとの出会い』


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