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第7回!勉強会「在日外国人編ー後編ー」

皆さんこんばんは!😊


このページを開いてくださりありがとうございます。今回は「在日外国人編-後編ー」になります。まだ前編を読んでいない方は、ぜひそちらもご覧ください。




今回のテーマは「在日外国人の仕事環境」になります!👨‍💼👷‍♂️👩‍🍳


一つ目は在留資格についてです!

2020年6月末時点の在留外国人数は288万5,904人で、前年に比べて1.6%減少しています。この減少はコロナの影響もあると思うのですが、在留資格別に見てみるとすべての項目で減少しているわけではないんです!👉

(資格別で見ても減少している資格は多いですが・・・😥)


まず在住資格別に見てみると、1、永住者 2、技能実習 3、特別永住者 4、技術・人文知識・国際業務 5、留学 という順番になっています!


その中でも特に前年比からの割合が大きくなっているのが、「技術・人文知識・国際業務」の資格です!この資格は日本の大学に留学し、その後日本の企業に就職した外国人が取得することが多い在留資格です。その職種の中には、通訳👩🏼‍💼・エンジニア👨🏾‍🏭・海外営業👩‍🏫など様々な仕事があります!

私もそうだったのですが、このような資格があるとは知らなかった方も多かったのではないでしょうか?




二つ目は、技能実習についてです!


みなさんもこの単語はニュースなどで聞いたことがあるのではないでしょうか🤔


この制度は元々「技術又は知識の開発途上国等への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う「人づくり」に協力すること」を目的としたものになっています。

そしてこの資格は1~2年までとなっているので、資格を更新しながら技能を学んでいくという体制になっています。



ここで「技能実習生と呼ばれる人々はどんな所で働いているんだろう?🤔」と疑問を持つ方もいると思うので、次は技能実習生を受け入れる企業の規模と職種について見ていこうと思います!😊


まず受け入れ企業の社員数としては10人未満の企業が50.1%と半分以上を占めています!🙄

その次に10~19人の企業が16.0%となり、そして50人未満の企業で見てみると全体の81.7%の割合を占めることになります!


こう見ると、技能実習生を受け入れる企業は中小企業が多いということが分かると思います!🏢



次に職種を見ていきたいと思います!


※(この順位は「技能実習2号(2、3年目の技能等に習熟するための活動)(1号から2号への移行は学科と実技が必要)への移行者数によって出されたものです。)


受け入れ人数が多い職種としては、機械・金属関係、建設関係、食品製造関係の順番になっています!



ここまで見てきてどうでしたか?👍

技能実習のことについて少しおわかりいただけたでしょうか?🙌


ちなみに・・・

2020年6月末時点での技能実習の資格を持っている人は

402,422人でした❕❕🙄





つづいて技能実習を行う上での課題についてです。


皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、技能実習を行う上での課題が深刻化しています。


その課題の一部を見ていきたいと思います。


2016年に不正行為を行ったとされる機関数は239にも上りました。 また2016年に行われたとされる不正行為は383件あり、その内約32%は賃金等の不払、約24%は偽変造文書の行使・提供となっています。


今回はこの二つの不正行為について実際にあった事例を少しだけ見ていきましょう。


・賃金等の不払の場合

 ・・・時間外労働に対する割増賃金が支払われていない など


・偽変造文書等の行使・提供の場合

 ・・・申告によって行われた立入調査の際、労働基準監督官に対して虚偽の記載をした帳簿書類を提出するなどした など


このような事例が実際にありました!


そしてこのような事例が再発しないようにと技能実習の制度の見直し

も行われました!


その見直しは2016年11月18日成立、11月28日に公布された法律

に表されています。

内容としては、


・適当であると認定された技能実習計画が技能実習生ごとに必要

・技能実習の最長期間が3年から5年へ


このように変更されました!

技能実習計画の認定が必要になったことで、不正行為を行う機関も減

るのではないかと期待されています!😄



しかし、このように変更があり環境が良くなったように思えても、現代に起きている問題まではカバーできていないのが、現状だと言えます…。


今起きている問題で一番大きい問題と言えば、やはりコロナだと思います。


実際、コロナ禍で働けなくなった人は3396人、母国に帰れなくなった人は約3万6500人もいるんです!🙄


このような人々のために国は救済策を設けてはいます… しかし間に合っておらず、中にはこの策を知らずにいる人もいるそうです…


このため、職を失った人々の支援は民間の団体・施設が行うなど半ば民間に丸投げしているというのが、現状です…





ここまでどうでしたでしょうか?


在日外国人の資格について見てきましたが、最後に在日外国人に対する意識づけとしてこういう風にしたらいいのではないかという個人的な意見を書いていきたいと思います!👉


主に技能実習の資格の話になってしまいますが、現在の状況はその資格の本来の目的から大きく外れ、「日本での労働力の補填」といった目的で技能実習生を受け入れているのではないかと思います。


このようなことにならないため、そして在日外国人の方により良い環境で仕事をしてもらえるようにするには、


・より人権を守るための法を作る

・日本の方式を押し付けず、その国々の文化を認識して尊重する


これらのことが今必要なのではないかと思います!😊




みなさんもこれから在日外国人に関するニュースなどを見る機会があったら、もう少し深く調べていって確かな情報を得てもらったり、個人や近くの人と環境改善のために必要なことを考えていってもらえたらうれしいです!



ではご覧いただき本当にありがとうございました!😄



引用・参考文献

1、http://www.moj.go.jp/isa/publications/press/nyuukokukanri04_00018.html


2、https://www.rd-woods.co.jp/ring/553/



3https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/global_cooperation/index.html


4、https://titp360.jp/system/figure/


5、https://www.chusho.meti.go.jp/soshiki/teigi.html


6、https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/mono/fiber/ginoujisshukyougikai/180323/3_mhlw-genjyoukadai.pdf


7、https://titp360.jp/faq/about/#q4


8、https://titp360.jp/system/situation/


9、https://sslvpn.obirin.ac.jp/library2/main/,DanaInfo=database.asahi.com+top.php




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