みなさんこんにちは!このページを開いていただきありがとうございます。
今回の勉強会では私が参加している小中学生を対象とする無料塾について話しました。学習支援活動については第一回の勉強会で別のメンバーも発表しているのでよろしければそちらもご覧ください。
私が活動に参加している無料塾は、格差社会から始まる貧困の連鎖を断ち切るという目的を持っています。
みなさんは現在無料塾にはどのような課題があると思いますか?
私が実際に聞いた話と参加して気づいた課題を上げたいと思います。
① 場所の確保
決まった場所を借りることができない、お金がかかってしまうなどの問題があります。私の参加している無料塾では市の施設を使うことができるようになるまで時間がかかっていました。
② ボランティア講師不足
ボランティアに気軽に参加してもらうためにも、毎回固定の人数を集めることは難しいです。手が回らない生徒や、逆にすることがないボランティア講師が出てしまうことがあります。
③ 生徒の個人情報
私の参加している無料塾では、生徒の個人情報は秘匿されています。生徒を理解する必要があるが講師同士の情報共有できない点があるなど難しい部分があります。
④ 生徒の募集
貧困家庭の生徒だけを対象とすると無料塾に通っているという事実がいじめにつながってしまう可能性があるので、広報活動の際に気を付ける必要があります。
⑤ 運営
基本的には協賛金などの支援をいただいて活動しています。
NPO法人化などの手段もありますが、簡単できるものではありません。もしできたとしてもすべてに補助が受けられるわけではないので継続して活動することは大変なことです。
みなさんはこの課題についてどう思いましたか?
この課題の中には仕方のないものや、社会が変わることでしか解決できないものもあると思います。
今ある学習支援活動が継続して活動していくことで少しずつ社会の意識が変わり、このような課題も減っていくと思うので、今、様々な形で継続のための支援をすることが重要だと思いました!
御覧いただきありがとうございました!
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